忘年会シーズン真っただ中の今日この頃。出費はかさむわ、愛想笑いは疲れるわでサラリーマンは大変です。しかしよく考えると『忘年会』というネーミングも、なかなかネガティブなものですね。その年の苦労を忘れる会という意味合いらしいのですが、思い出すことよりも忘れることに重きを置かれています。前向きに行こうということなんでしょうが、後ろを向いても良いことなんか無いということが、自動的に決めつけられてしまっているようです。人間の存在は記憶によって形成されていると言えます。年々刺激が少なくなり、一年前も二年前も区別がつかなくなってきている有様ですので、積極的に忘れるよりも思い出して楽しめるようになりたいですね。嫌な事は自動的に忘れるしね('Д')
そんな会社の忘年会とは別に、個人的飲み歩きツアーを敢行してきました。
待ち合わせ時間より早くついたので暇つぶし。

昇竜拳が出せん(; ・`д・´)
一軒目は炉端焼きのお店。ろばたやきってなんだ?調べてみると、和風の居酒屋のことらしいです。最近肉料理が多かったので魚が食べたかったのですよ。

お通し
中々お上品なお通し三兄弟。しかし、箸がこない。
手で喰えと?(´・ω・`)
仕方なく店員さんに伝えると、慌ててもってきてくれました。見た目通りお上品なさっぱり薄味でとても美味しい!

かにみそソースのサラダ
7種類の野菜にマヨネーズ、かにみそソースがかかった良い香りのサラダ。しかし、取り皿がこない。
トングで喰えと?(´・ω・`)
仕方なく店員さんに伝えると、慌ててもってきてくれました。マヨネーズの風味が勝っちゃってる気もしますが、ほんのりかにみその香りがして美味しい!

お刺身盛り合わせ
美味しそうでははありますがこれで2~3人前か。。。品位と量は反比例するものなのでしょうか。そして醤油と小皿がない。
からすみだけで喰えと?(´・ω・`)
仕方なく店員さんに伝えると、慌ててもってきてくれました。やっぱ刺身うめー!(゚Д゚)
この後、お刺身と同時に頼んだ串焼きはとーっても時間がかかりました。
待てと?(´・ω・`)
店内は、ぼくらをふくめても4組ほど。大入りとは言い難い状況で、この商品提供速度は。。。ようやく運ばれてきた料理の皿にはなぞのポストイットが。店員はテーブルに置いた後それを慌てて取って去っていきます。味は良く、店内も綺麗ですが、サービスの質は発展途上のようです。バイトのような店員さんだししかたあるまい。伝票をもって会計をしていると、店主と思しき人物が直々に清算をします。
店主「ん?これ間違ってんなあ!」
どうやら伝票に書かれている額にミスがあった様子。
ぼく「金額違いますか?」
店主「ええ、すいません、ちょっと違います」
ぼく「大丈夫です。いくらになります?」
店主「〇〇円になります」
数百円ほど伝票に記載漏れがあったようですね。まあまあしかたあるまいて。くるしゅうない。
店主「っとにあいつらは~。できると思ったんですけどね~」
ぼく「はははッ(いやおめーの責任だろ)」
若い人の色々なミスはまあ仕方ありません。誰だって失敗しながら成長するものです。しかし上に立つ人が下の人間に責任を押し付けるのはいただけません。ましてや客の前で。外見をどんなに小奇麗にしていても、ほころびは垣間見えるものですね。
二軒目も和風居酒屋

いきなり七輪が目の前に置かれます。熱した枝豆がお通しです。せっかくなので、七輪を活用したメニューを注文してみよう。

ししゃも
でかーい(*‘∀‘)なんとも良いししゃもです。網に乗せるとじゅうじゅうと音を立て、煙が立ち上りだします。めっちゃいい匂いだ。そしてそのお味はまさにししゃも。ほどよい苦味と香ばしさがとっても美味し!どちらかというと子持ちししゃもの方が好きですが、この苦味もたまらんですよ。

牛タンブロック
どうやって食うんだこれ(; ・`д・´)
困惑していると店員さんが説明をしてくれます。まずは七輪で2~3分ずつほど両面をあぶったら店員を呼び牛タンを一時返却、その後店員がそれをカットして、それをさらに七輪で軽くあぶって食す流れです。牛タンブロックキャッチボールというわけですね。では調理開始。

両面を2~3分あぶり、店員さんに肉塊を託します。

あっという間にカットされた牛タン。うまそー!
これを再び七輪であぶっていただきました。うっめー!('Д')肉汁と強い歯ごたえでとてもパンチが効いています。レモンや塩やネギのタレなどで色々な味が楽しめました。この一見無駄とも思える工程を経ることで、楽しさや食欲や味わいが増すと思います。
他にもポテトサラダとだし巻き卵を食べましたが、全部やたら美味しかった。8組ほどの客がいましたが、料理のスピードがとても速く、スバラシイお店でしたね。
そして最後に喫茶店でコーヒーを飲みます。
夜11時までやっている喫茶店で、店員のおばさんがとてもフランクです。店内は吹き抜けの二階がある構造で、とても歴史ある感じで落ち着いていて恰好いい。

そしてこのコーヒー。。。
お値段なんと一杯1,300円!!せん・さん・びゃく・えん!エチオピアのコーヒー豆で、中々手に入らないとっても美味しいコーヒーだと説明してくれる店員さん。その話術に言いくるめられ、いったれ!と注文してしまいました。そのお味は・・・わっかんねー!(; ・`д・´)いや美味しいです。とても良い香りだし、変なクセも強すぎる酸味も無い。むしろさっぱりしていて、ブラックでもほんのり甘みがある感じです。しかしこの額を支払って飲みたいか?と問われると。。。いやーぼくは普通ので十分です。
こんな感じで今年の飲み会スケジュールはほぼ消化しました。今年も間もなく終わりますが、年末年始感は良いものですね(-。-)y-゜゜゜