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harinezumimaru

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曇天の日光浴

前回の続き。

800段を過ぎたあたりで遭遇したねこさんのおかげで色んな意味で疲れが薄れたので進軍を再開します。

階段9
『自分のペースで。
900段目/1445段中。』
自分以外人っ子一人いないしね(; ・`д・´)

階段10
『来た1000段目!
1000段目/1445段中。』
来ましたね。1000段の階段て想像以上にきついです。

階段11
『そろそろ疲れてきたかな?
1100段目/1445段中。』
冗談のつもりか(; ・`д・´)?1100段も階段登って疲れない人間なんていないでしょ。

階段12
『頂上までもう少し!
1200段目/1445段中。』
そのもう少しがとってもきつい(;´Д`)

階段13
『ゴールは目の前だ!
1300段目/1445段中。』
ひねりもボケも無いコメント。いじりようもない。

階段14
『おめでとうゴール到達!
1445段目/1445段中。』
おお!唐突に100段区切りのルールを破ってゴールに到達してしまいました。しかしこれは素直に嬉しいです。めちゃくちゃ疲れたけれどなんとも言えない達成感がありますね(*‘∀‘)途中で諦めないでよかった。そしてこれ以上階段を登らなくていいことにホット一安心です。もう足が限界で呼吸も苦しい。頂上からの景色を眺めながらしばし休息を・・・



階段_


うおおい(; ・`д・´)!

まだあんのかよ階段!展望台に上るための階段が10段ちょいあります。だったらこの段数もカウントしろや(;´Д`)
まあいいさ。最後の力を振り絞って展望台に登ると

展望台1
ふむふむ。ほんとにお疲れたよぼくは。1445段以上あったしな!

展望台2
ほほう。ここから鬼怒川やスカイツリーも見えるらしいです。すごいな。雲の表情も季節や天気に応じて様々な姿を見せてくれるそうです。では苦労して登った頂上からの絶景を見てみようではないか。


展望台3


白い(´・ω・`)


これでもかってほど白いです。まあ登っている最中からずっとこんな景色だったのでわかっていましたけどね。そしてこれはこれで悪くない。決して負け惜しみではなく、むしろかなり良いです。写真ではわかりにくいですが、目の前でサラサラと流れる霞を見る機会なんてあんまりないですからね。人は全くおらず、風と霧の雫が落ちる音だけが耳に届きます。空気は冷たく澄んでいるし寒すぎることもない。仙人にでもなったような気分になりますね。
しばらく景色を眺めた後、帰りの体力が心配なので引き返すことに。パンパンに疲労した足でマニュアル車を運転して帰らなければなりません。大丈夫か?

階段__
実はこの先も登りの道は続いているようなのですが、天気と疲労を考慮して今回は断念。晴れた日にもう一度こよう。

下り1
まさに地上に続く階段といった感じでとっても良い雰囲気です。

下り2
この階段は圧倒的に下りの方が楽しい!素晴らしい景色です。登ってるときはとても疲れて階段しか見えませんから(;・∀・)無事レストハウスまで帰還したので、ようやく座って休むことが出来ます。せっかくだから何か食べよう。

霧ケーキ
チョコレートケーキとコーヒー
コーヒーはカップに注がれておらず、妙な容器に入って出てきました。一緒に添えてある砂時計が落ち切ったら、先端が球体になっているハンドルを下に押し込んでカップに注ぐんだそうです。なかなかにお洒落ているじゃないか。言われた手順通り操作して淹れたコーヒーはいとうまし。とってよい香りです。ケーキも甘すぎずしっとりとした食感で、添えてあるクリームやお皿にかけてあるミルクとよく合う。疲れていたのもあって相当おいしかったです。

素晴らしいじゃないか霧降高原。人がいなかったのは平日の雲りの日だったからかな?今度は晴れた日にもう一度来たいと思います。


おまけ
霧降の滝
帰る途中に霧降の滝近くを通ったら少し晴れ間が見えたので、もう一度滝を観に行ったらあっさり見えた(; ・`д・´)中々の迫力です。やっぱ見えたほうがいいな('Д')!

赤葉っぱ

霧日光
日光は雨でも霧でも日光でござる。


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恐ろしいものの片鱗

前回の続き。

濃霧の山道をしばらく登って行くとほどなくして霧降高原に到着しました。駐車場に車を停めて、そのまま高原に向かうことに。近くにレストハウスがありますが、そばとあゆを食べたばかりなので今はいいや。あとで立ち寄ることにします。てゆーか

霧降駐車

濃い!

どんだけ濃くなるのかこの霧は。事故に注意しながらすすんでいかなくては。

まっぷ
霧降高原マップ

結構広大だな(; ・`д・´)とりあえず進んでダメそうなら引き返そう。

階段1

なんと階段が1445段もあるみたいです。体力的にかなり心配ですがとりあえずいってみよう。

ゲート

少し登るといきなり物々しいゲートが現れます。もしかして進めないのか?

ゲート2

なるほどそういうことか。一瞬トナカイに見えてなんだこれって思いましたが確かに鹿ですね。しかしこのゲートをくぐると野生の世界に入り込んだようでちょっと怖い(; ・`д・´)ちなみに人間はぼく以外だれもいません。

階段2

どうやら一定間隔で段数を表すプレートがあるみたいです。よっしゃ元気に登ろうぞ。

階段3

確かに長い。もう結構疲れてきました。

階段4

霧しか見えないけどな!

階段5

まだ500だと・・・(; ・`д・´)
プレートのコメントも突き放す感じになってきたな。実はこの階段はメインストリートで、所々分岐もあって寄り道したり休憩したりできるようになっています。しかしこの濃霧ではどのルートも霧しか見えませんのでまっすぐど真ん中の階段のみを登っています。ベンチも霧で濡れ濡れなので座ることが出来ません(´・ω・`)

階段6

いやだから座れないんだっつの('ω')ノ

階段7

励ましているのか心を折りにきているのか(; ・`д・´)
このあたりから階段の構造が変わり、手すり付きになってきました。観光客の疲労具合を予測してくれているようで素晴らしい。でも手すりは霧でずぶ濡れ。掴んでのぼると手が冷たい・・・。若干とはいえ標高が高いことも影響しているのでしょうか、息も切れてきました。しかしこの階段はずーっと綺麗な板でつくられていて、すごく歩きやすいです。石段や土や砂利だったらこれ以上登れないかもしれません。

階段8

後半に差し掛かる頃からかなりきつくなってきます。途中で足を止めて休憩し、息を整えてからまた登るを繰り返すようになりました。めっちゃきついけどここで引き返すのも悔しい。でも足パンパンで息切れして残り半分近くある・・・。霧もますます濃くなっている様子。どうしたものかと悩んでいると前方に動く影が。他の観光客か?後を追って少し登るとまた影が動きます。明らかに人間のものではありません。影はとても小さくてすばしっこい動きをしていて、音もなく階段を駆け上がっていきます。ちょっとかんべんしていただきたい。疲労はピーク、視界は最悪、足元は階段、人間はいないというこの状況下で、未確認生物とお近づきになりたくはありません。はっきり言ってめちゃめちゃ怖いです(; ・`д・´)。しかし影はとても小さく見えました。もしかしたら小鳥かなにかかもしれません。DIOを前にしたポルナレフのように勇気を出して階段を登ってみることにしました。するとそこには

階段猫1

猫か(; ・`д・´)!
おどろかしやがって!猫なら安心です。むしろ癒されますね。てゆーかこんなところに猫がいるなんてどういうことでしょう?飼い猫が逃げてしまったのでしょうか。だとしたらこんなところで生きていけるのか?

階段猫3

ん?なにやらくわえている?

階段猫2

ねこ「むしゃー!!」
ぼく「ひぃー(; ・`д・´)!!」


おもっきり何かを喰らっている!ぼくを見るとそのまま獲物をくわえて山の奥に走り去っていきました。怖すぎるぜ野生の猫は(;´Д`)しかしその恐怖と驚きで疲労が逆に軽減され、さっさとゴールを目指すことにしました。

続く。



雨夜の月

とある月曜日に年休をとり、ドライブに行くことに。やっぱ年休は月曜日にかぎりますな(*‘∀‘)!

目指した場所は日光市の霧降高原。日光と言えば日光東照宮、華厳の滝、中禅寺湖等々メジャー級観光地が沢山ありますが、この「霧降高原」はあまり知名度が高くありません。しかし前述の場所に引けを取らないナイススポットなので是非。
ど平日ということと、天気が曇り気味ということであっという間に日光到着。高原に行く前に霧降の滝があるそうなので立ち寄ることに。駐車場を見つけて停めてみたのですが、



霧降の滝駐車場



人いなすぎだろ(; ・`д・´)

かなりの濃霧もあいまって、ちょっとしたホラー映画のワンシーンのようです。実はこの駐車場は滝の入り口から少し離れたところにあるもので、もっと近くの駐車場はそれなりに人がいました。連休中とかはここも使うくらい人が集まるのかな?


霧降の滝入り口

最寄りの駐車場から観瀑ポイントまでは歩いて10~15分。とても歩きやすいですが、その名の通り霧が出ることが多い場所なので足元が濡れていることも多そうです。ちゃんとした靴で歩きましょう。

霧降の滝遊歩道1

なかなかスリリングだぜ('Д')
霧の森は歩いていてかなり楽しいです。ひんやりと涼しくて、白くぼんやりと光る景色は見てて飽きません。

霧降の滝遊歩道2

階段には手すりがあり、段差も緩やかでかなり歩きやすいですね。ここまでくると、滝のドドドー!っという音がとても大きく聞こえています。あっという間に辿り着いた終点で見れる滝の姿を拝ませてもらおう!(*‘∀‘)


霧降の滝 切り



白い・・・(´・ω・`)

この方角に滝があることは間違いないのですが、いかんせん白い。待てど暮らせど鬼の様に濃い霧は晴れる気配をみせません。まあいいさ。滝の音はめっちゃ聞こえるし景色も素晴らしい。滝の代わりにゆっくりとまわりの景色を見ておこう。

霧降の滝はっぱ

この葉っぱかっけえ(; ・`д・´)!太陽光を浴びるために上向きに成長しているのでしょうか。その独特な形状の枝と赤く染まった葉っぱが、バックの濃霧のせいで不気味なほど鮮やかに浮かび上がって見えます。滝が見えていたらこの景色は見れなかったかもしれませんね。
滝と霧と森を堪能して駐車場周辺のお土産屋さんで昼食をとります。霞を食っても腹はふくれぬ。

霧降そば

きのこそば
手打ちのそばと大きいキノコがうまし!('Д')あと七味がすごいおいしかった。

霧降あゆ

あゆの塩焼き
塩味でうまし!('Д')骨も柔らかいので頭としっぽとヒレ以外は全部食べられますね。

お次はメインの目的地「霧降高原」に向かいます。相変わらずの人の少なさと、目の前でもやもやと動くのが目視できるほどの特濃ミストに嫌な予感しかしませんが行ってみよう。 つづく!

次回予告
日光仮面



調和する不調和

最後に目指したのは岩手県宮古市にある「浄土ヶ浜」という海岸です。やはり遠くに来たからには綺麗な海を間近で見るのは必須でしょう。この「浄土ヶ浜」は三陸でも指折りの景勝地で、天皇皇后両陛下もご宿泊したとのこと。元号が変わるこのタイミングととってもマッチしているじゃないか。車をブンブン走らせて、到着したのはすでに夕方。しかし天気もいいし大丈夫だろうと歩いて行くと、遊覧船の最終便が出発するらしい。さっそく乗り込むぜ(*‘∀‘)

遊覧船チケット
滑り込みセーフで乗ることができました。するとなにやら船員さんがパンを売り始めます。小腹も空いたし一個もらおう。メロンパンかな?

写真うみねこパン
ウミネコのごはんか(;'∀')
すっかり自分で食べる気になっていましたが、船の周りを飛ぶウミネコにあげるウミネコパンでした。以前佐渡島に行くカーフェリーで大層楽しかった思い出があるので全然OKです。しばらくすると船が出港。

遊覧船1
思った以上に寒い。しかし海は夕日で黄金色に輝き、言葉では言い表せない美しさです。奇麗な波が巨大な岸壁に衝突し、大きなしぶきを幾度も放っています。

遊覧船2

遊覧船3
そしてその波は力強く、遊覧船は木の葉のように水面を漂います。そう、なんていうか、正直言って、

揺れすぎて怖いわ!(; ・`д・´)

遊覧船 傾き
写真を見てもらうと解ると思いますが、山の稜線の傾きがえらいこっちゃになっています。もちろん大地が傾く訳はなく、ぼくの乗っている遊覧船が右に左にと傾いているわけですが、その揺れが半端ない。もはや立っていることもできないほどの揺れっぷりです。船で酔ったのははじめてだぜ。なんともハードな航海でしたが、景色とウミネコは最高です。ギリギリ間に合って良かった。

船を降りた後は海岸を散策しました。歩いて15分ほどなのでとても気分の良いお散歩コースです。

浄土ヶ浜3
浄土ヶ浜2
浄土ヶ浜1
浄土ヶ浜4
凄くいい景色だ。
日の光に照らされた岩山は眩しいほどの白色で、発光しているようにさえ見えてきます。夕日色の切なさが、美しさと荘厳さを増しているように感じました。この景色を見れただけでも今回の旅はすばらしかったと断言できます。

素晴らしい景色を眺めていると時間はすぐに過ぎてしまいます。いつまでもこうしていたいが宿を探さなくては。無計画旅行のダメなところですね。しかし意外にも宮古市でビジネスホテルルートインを難なくゲット。観光地だけあって駐車場も広く、実にスムーズに宿泊できそうです。

壁2
壁1
ホテルに向かう道中の海岸
ビルの4階くらいに相当する壁がそびえたっています。まるで要塞のようなこの壁は防波堤で、現在も工事を行っているようです。岩手県の釜石市や宮古市と言えば、日本人なら多くの人があの震災を思い出すでしょう。その近辺を移動していると、津波到達地点を示す標識がいたるところに見られます。ニュースなどで何度も目にした映像ですが、実際にその場に行ってここまで波が来たのかと考えると恐ろしいとしか言いようがありません。この防波堤に関しては賛否あるらしく、景観、観光、生態系などへの悪影響を心配する声があるようです。しかしこの防波堤のおかげで津波の侵入を遅らせて、避難の時間を稼ぐことができたのも事実。なにが正しいのかぼくにわかりませんが、少なくともぼくがここに住むと仮定したら、世界一の防波堤を作って欲しいと望むでしょう。不謹慎であることは重々承知の上ですが、この壁からは人間の知恵と力と恐れと驕りの入り交じった不思議な魅力を感じます。綺麗なだけでなく、色々な感情を掻き立て息をのむ姿です。人間も自然の一部と考えれば、この光景も海や川や山と同様に、美しい観光資源として十分な価値を備えていると言っていいでしょう。

色々なものを見れて本当に楽しかった。ホテルのディナーで今回の旅をシメるとしましょう。

ホテル食事
カレー、ピザ、うどん、きむち、マカロニサラダ、チンジャオロース、山菜の煮つけ、銀だらの味噌漬け。
ビュッフェ形式でメインディッシュは銀だら料理。それ以外は食べ放題。好きなもの片っ端から集めてやったぜ!( ・`д・´)これら全部うんめぇー!ルートインの食事ってなぜかやたらうまい。特にたらがうまし!これで呑まないわけにはいきません。しかしどうやらお酒は自販機で購入するシステム。ウイスキーやワインは無いようなので、超久々にこれを購入

ホテル食事2
ビール!
あまり好んで飲まないお酒ですが、一口飲むとなぜかとんでもなく美味い。ビールってこんなおいしかったっけ(; ・`д・´)?歩きまくって疲れていたためか、レストランで2本。部屋に戻ってさらに2本のんでしまいました。

美しい景色、大きいお風呂、おいしいごはん、うまい酒、そしてたばこ(-。-)y-゜゜゜至福ここに極まれり!

知らぬが仏

橋野鉄鉱山の次に向かったのは「釜石大観音」。高さ48.5mのとんでもなくでかい観音様です。今年で50周年をむかえたそうですね。

大観音 入り口

大観音 後ろ
でっけー!('Д')
真っ白なボディーの後姿はめっちゃ姿勢がよろしく、なんとも神々しい。えらいもん作ったな。

大観音 前

大観音あっぷ
正面からも見ることができ、表情はとても穏やかな微笑みを浮かべています。亡くなった方々の安らかな眠りと、現世に生きる人々の平和と安寧を祈念しているそうです。ありがたし!(*‘∀‘)

なんとこの観音様、中に入って登ることが出来るようです。早速お邪魔します。展望スペースは12階にあり、そこまでは全部階段。

観音 階段
これ結構きつい(; ・`д・´)
その道中には沢山の観音様や仏像が展示されています。圧巻なのは3階の「三十三観音安置所」。外壁にぐるりと観音様が置いてあります。

33観音
一つ一つ表情や姿勢が異なる様々な意味を持った観音様達です。細部まで彫り込まれたその姿は、今にも動き出しそうに見えます。人がいなくなった夜には、姿勢を崩してくつろいでるんじゃないでしょうか。

らせん状の階段をひたすら登り、ようやく頂上に到着。

観音 てっぺん
怖!(; ・`д・´)
柵で囲まれていますが、この高さはさすがに怖い。しかし景色は最高です。穏やかな海がなんとも美しい。観音様よ、この海をいつまでも見守っておくれ。

観音様内部探索を終え、小腹がへってきたので海を見ながらおやつを食べます。

おこのみ
豚肉と焼きそばが入ったお好み焼き。いとうまし!

釜石海
海なし県で生まれ育ったぼくは、海を見るとそれだけでウキウキしてしまいます。同時に海の怖さや厳しさを全く知りません。海に限らず、山や川にも同じことが言えるでしょう。防災に対する意識はなくさないようにしないといけませんね。

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