ぴよ将棋で身に着けた棋力を試してみたい。身の程知らずにもそう思ったぼくはネットで将棋をプレイしてみました。Yahooモバゲーという簡単にオンラインゲームが楽しめるものがあり、それに登録して早速無料の将棋ゲームワールドに突入です。
30個のロビーと呼ばれる部屋があり、好きな部屋に入って人と対戦するのですが、予想以上に人が多いです。10個ほどのロビーが満員になっており、満員ではないロビーを見ると、数人のところもあれば149人の人がいると表示されているところもあります。150人で満員なのかな?詳しくはわかりませんが余裕で1000人以上はいる様子。結構将棋人口多いですね。もちろんモバゲー以外にもネット将棋は多数あるし、生身で遊んでいる人もいるでしょうから、ざっと一万人くらいはこの戦争ゲームに興じているのではないでしょうか。驚きの人気ぶりです。しかしその気持ちはわかります。とても良い手を閃いた時のドヤ感はなんとも言えない気持ちの良さです。これを人間相手にやってみたい。ドヤりたい('Д')!
そうして空いているロビーに入室したところ、早速ゲームのお誘いが来ました。早っ!すごく活発でいいですね!右も左もわからず対戦を受けてゲーム開始です。操作はいたって簡単。マウスを使ってクリックしてパチン。説明不要のシンプルさです。問題は相手の存在。ずっとぴよ将棋でコンピューターと闘っていたので人間相手は初めてです。お手並み拝見と行こうか(・`д・´)!
惨敗('ω')
あっさりとぐうの音も出ないほど負けました。一手のミスから自陣への侵入を許し、あれよあれよと内部から食い破られましたよ。将棋怖ええ( ;∀;)イップスになりそうです。おや?また同じ人がすぐに臨戦態勢です。もう一局相手してくれるのかな?こちらもゲーム開始ボタンを押すとすぐに二回戦が始まりました。よっしゃ今度は負けないぜ。
惨敗('ω')
想像以上に人間相手は難しいです。それもそのはず、ぴよ将棋では「まった」や「ヒント」の機能があり、ぼくはそれらをフル活用していたのです。「まった」も「ヒント」も無しでは一手のミスが命取り。ど素人が一度劣勢になるとひっくり返すのは非常に困難です。また、人間は様々なパターンで攻撃を仕掛けてきます。ある程度パターン化された、いつものピヨ介とは違う方向から攻められると、ぼくのポンコツ脳は途端に警報が鳴り響きます。こうして3連敗を喫し、挨拶をして一度ロビーに戻ります。
もっと弱い奴はいないのか!(・`д・´)
カッコ悪すぎるセリフを吐きながらしばし待つとまたもお誘いが。このゲームでは戦績が記録され、スコアによってランキング付けがされているようです。ぼくのようなカモを捕まえてポイントを稼ぐ気なのだろうか?そんな汚れた思考を振り払いいざ対局。
どや('Д')!
やっとどやれました!とても嬉しいですね。やはり人間相手はなにかが違う気がします。緊張感というかそういうものが伝わってくるようです。相手も「お願いします」や「ありがとうございました」などの挨拶をしてくれてとても良い雰囲気です。汚れた妄想をして申し訳ありませんでした。
その後も何人かと対戦し、負けたり、負けたり、アドバイスをいただいたり、一分将棋なるもののことを教えてくれる人もいたりと、とても勉強になりました。
しかしほとんど勝てん。将棋コワイ( ˘•ω•˘ )もう少し基本を身につけないと対人はまだ早いのかもしれません。「まった」に頼らず、劣勢からでも挽回出来るような粘り強さが必要です。ピンチはチャンスともいいますしね。
・・・チャンスに変わるようなものはピンチとは言わんよ!(# ゚Д゚)
屁理屈のような逆説はあまり好きではないのでつい本音が出ました。本当のピンチを経験することは大切かもしれませんけどね。
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