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harinezumimaru

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無常の世界


~旅行2日目の続きの続き~
最終目的地である「雄島」観光を終え、現地調達した新たな目的地に向けて車を走らせます。偶然見つけたその場所とは。

ワンダー01

ワーオ。。。
これは屋内施設で、左手には屋外でのアトラクション施設があります。

ワンダー02

この中にあるメリーゴーランドが運転中に目に飛び込んできて、なんともそそられてしまい後で来ようと思っていたわけです。昨年の旅行で「廃墟」というものの不思議な魅力を味わったのを思い出します。広い駐車場に停まっている車はぼくの他には一台のみ。人が乗っているように見えますがお昼寝でもしているのでしょうか?まあ気にせず少し見て回ろう。まずは駐車場入り口に狛犬のように鎮座するマスコットキャラクター。

ワンダー03
あれ?あなたはミッ〇ー?GWの繁忙期にこんなところで何をしてらっしゃるんで??あ、あー。よく見たら別人でしたね。一瞬鼠ックリに見えたけどよく見たら鼠んなに似てませんね。いや失礼しました。そして後ろを振り返るとまた別のマスコットキャラクターが。

ワンダー04
〇ッコロさん?連休は地元のナメック星には帰らないんですか??あ、あー。よく見たら別人でしたね。触覚ありませんものね。

入場と同時に驚きを与えてくれるなかなかのテーマパークです。建物の中に入るのは危なそうですが、遊園地の様子を近くで見てみたい。しかし屋外テーマパークの門にはロープが張ってあり、勝手に入るのはよろしくない雰囲気。。。よし、メリーゴーランドだけ見よう。

ワンダーランド
おお。。。

穏やかな日差しを浴びる、華やかな装飾を施された真っ白な回転木馬たち。本来これがくるくる回り、馬が上下し、子供たちがはしゃぎまくり、親たちが笑顔で眺めるのでしょう。しかし今やその役目を終え、動く気配はありません。昨年見た、佐渡島の「北沢浮遊選鉱場」とは違い、楽しい遊園地だった場所が朽ちる姿は、より一層物悲しさが深まります。ゆっくり見ていたいがここは観光地ではありませんので、あまり勝手に見て回るわけにはいきません。そろそろ退散しようとしたそのとき

謎の声「いらっしゃいませー」
ぼく 「びくぅ!(; ・`д・´)」

え?え?なになに?なんて?

おっさま「いらっしゃいませどうぞー」
ぼく  「え?はい?(; ・`д・´)」

状況が飲み込めず、うろたえているぼくにお構いなしに、謎のおっさまが慣れた手つきで、遊園地入り口のロープをカチャカチャと解いています。どうやら駐車場に停まっていたもう一台に乗っていたようで、その手つきや物腰からこの施設の関係者の様子。しかし勝手にのぞき見をしていたぼくを怒ることもなく、それどころかお客さんのように声をかけてくれたのです。

ぼく  「見学してもいいんですか?」
おっさま「どうぞー。ただし建物には入らないで。あと足元に気を付けて。」

それだけ言うとおっさまは施設内のどこかに消えて行きました。何だこの状況?(; ・`д・´)謎のテーマパーク、謎のおっさま、謎の貸し切り状態。ワンダーランドの名の通りのワンダー状態です。しかしほんの少しの会話ですが、謎のおっさまはとても紳士的な振る舞いをされており、不安な気持ちはほとんどありませんでした。こうなったらお言葉に甘えてゆっくり見学させてもらおう。ラッキー(*‘∀‘)

ワンダー05
周囲の情報から察するにこれは釣り堀かなにかだったのかな?

ワンダー06
キリンさんがいる。

ワンダー07
ゴーカートのコースかな?結構広いです。

ワンダー15
グランドゴルフのコースの様です。芝生がめっちゃ綺麗。

ワンダー08
ダチョウの足ってこんなに人間チックだったっけ?

ワンダー09
リアルにきのこが生えてそうな「きのこのプール」

ワンダー10
謎の四足歩行動物「半身浴なう」

ワンダー11
「ドリームトレイン」

ワンダー12
錆びて使われなくなった線路上を歩いてみます。

ドリームトレインのマスコットキャラクターがいい味出してます。
ワンダー13
ぼく 「ここをこんなに荒らしたのはお前たちか!」
怪物A「ちちち違うっすよー」
怪物B「ぼ、ぼくらそういうんじゃないっすよー」

ワンダー14
太陽の光と剥がれた床と無数の何かの破片。

人は「終わり」から目を逸らして生きています。それは不吉なことであり、怖いことです。しかし必ず訪れる避けられないものでもあります。一見永遠のように思える海や山や空に憧れるのはそのせいかもれません。しかしそれらの中でも終わりと始まりは絶えず繰り返されていて、そうでなくては成り立たないものなのだろうと思います。それを身をもって教えてくれる「ワンダーランド」。安らかに眠るといい。

さて、そろそろ歩き疲れた。おっさまに一言お礼でも言ってこの場を去るとしましょう。お、いたいた。

ぼく  「どうもありがとうございました。」
おっさま「いえいえー」
ぼく  「ところでここで何されてるんですか?」
おっさま「ああ、ここまだ営業してるんだよ」
ぼく  「はい?(うそだろ(; ・`д・´))」

なんと驚いたことに、いくつかのサービスは未だ稼働中とのこと。当然乗り物系はダメでしょうが、お客さんが遊びに来ることがあるそうです。驚きすぎて、どんな施設が使えるのかは詳しく覚えていません。散々廃墟だなんだと言って申し訳ありません(;´∀`)「ワンダーランド」はまだまだ終わらんよ!

その後おっさまと、どこから来たとか、旅行で来たとかいう会話をし、運転気をつけなさいとまでお気遣いいただきお別れをしました。良いおっさまだった。そして入場料を払い忘れていたことに気付き、笑ってしまうのでした。「ワンダーランド」が発展することをお祈り申し上げます。

続く!
次回「そーめん」
そーめん



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宝石の島


~旅行2日目の続き~

東尋坊の駐車場から、10分とかからずに最終目的地「雄島」の駐車場に到着しました。ほんとにあっという間に行ける距離です。その駐車場は30台ほどの駐車スペースでしょうか。東尋坊のそれと比べると大分小さいですね。そのかわり無料です。

雄島 お食事処

「雄島」は小さな無人島で、東尋坊のガイドさんによると、普通に歩けば30~40分ほどで一周出来るとのこと。ゆっくり景色を見るなら2~3時間は余裕で楽しめます。島には橋が架かっており、その橋を使って侵入します。その橋がこちら。

雄島橋

とても鮮やかな赤色で、手すりがやたら綺麗です。めっちゃ歩きやすいですが、歩きやすいのはここだけです。ちゃんとした靴をはいていきましょう。それから天気が良くて暑いくらいだったので、自販機で飲み物を買って持って行くことにしました。それではお邪魔します!

雄島橋2

うーわ。早速岸壁の奇妙な形状が目に入ります。遠くから見ると昔のゲームのドット絵の様にも見えます。自然の作り出す幾何学模様を見ていると不思議で不安な気持ちになります。橋はとてもしっかりしていて、すごく気持ちよく歩くことができました。海風が結構強いのでそれだけご用心ですね。

橋を渡り切るとでかい鳥居と狛犬がお出迎えしてくれます。

雄島 鳥居

狛犬(左)「いらっしゃいませ」
狛犬(右)「いらっしゃいませ」
ぼく 「うむ」

鳥居をくぐり森に入ると、最初の試練が

雄島 階段

きっつ(; ・`д・´)
さっきの橋が夢だったかのような荒々しい石の階段です。かなり急なので手すりをしっかりつかみましょう。

雄島 看板

ほほう。。。
階段を登りきると歩道マップが現れました。左に行くと「大湊(おおみなと)神社」、右に行くと「ヤブニッケイの純林」。おそらくどっちに行っても最終的にここに戻ってくるのでしょう。先行している二組の観光客は左に行った様子。カランカランと神社のカネを鳴らす音も聞こえてきます。じゃあぼくは右に行こう。人が少ない方がゆっくりと景色を楽しめそうです。

雄島 森01

ちょう奇麗(・∀・)!
森の中の小道は、木々から漏れる光と濃い影が幾重にも重なりとても美しい。海風は木で遮られ、太陽の熱も緩和され、風で揺れる枝葉から聞こえるガサガサという音や地面からの匂いも心地良く、ずっと歩いていたいとさえ思います。ゴールデンウイークの時期の森はやっぱ最高だ。

雄島 森02
しばらく歩くとまた分かれ道があらわれます。

ふむふむ。島の形状から考えて、右が遠回り、左が近道となるはずです。当然右に行きます。
雄島 森03
さらに歩くと森を抜けて青空が見えてきました。最高のお天気です。
雄島 森04
草木の壁で挟まれたオシャレ小道を歩いて行くと。。。

雄島 森05
出たー!海!

なんとも美しい穏やかな日本海。緑!青!水平線ビシー!水色!完璧だ( ゚Д゚)!人がいないのでしばし立ち止まって景色を堪能します。

もっと進むと。。。
雄島 北部01

出たー!岩!

遠目からでもわかる明らかな異形。硬く巨大な無数の岩石が、規則正しく同じ方向を目指しているその姿は非常に摩訶不思議な光景です。よし!近づいてやる!

雄島 北部02

なんっじゃ・・・こりゃ・・・(; ・`д・´)?

近づいて見ると、その岩の不思議具合がさらに増します。折り重なった岩々が地面から天に向かって突き進んでいるようにも見えます。見方によっては美味しそうにも見えてきます。ミルフィーユかお前は。しかし触ってみると非常に硬く、岩肌はざらっざらです。落雷のせいで磁気を帯び、方位磁石を狂わせる「磁石岩」とよばれるものもあるそうです。まったくグラグラせず、とんでもない重厚感がありますな。よし!登ってやる!

雄島 北部03
せんべい工場か!

雄島 北部04
海の透明度がすごいことになっています。この崖かっこいい。。。

雄島 北部05
一番上の岩が水平になっている。折れてしまったのでしょうか?

雄島 北部06
岩の表面はこんな感じでとても硬いです。転んだら大けがしますね。

雄島 北部07
一歩踏み出す勇気!(良い子はマネしちゃダメ)

夢中で景色を眺めているとき、ふと島側の方を振り返って見ると。。。

雄島 北部08
なんっじゃ・・・こりゃ・・・(; ・`д・´)?

斜めに横たわる岩の群れを正面方向からみた景色です。波と風の音しか聞こえない、ある意味無音とも言える静寂の中、物言わぬ石が意思を持ってこちらを見ているようにも感じ、なんとも不気味な光景でした。

しかしここの景色は本当に素晴らしい。東尋坊も良い所でしたが、この島は観光客が少ないのでより静かに、ゆっくりと景色を眺められます。自分も観光客の一人のくせにわがままですね。

傾いた硬い岩に腰かけてぼんやりしていると、唐突に何とも言えない不安な気持ちになってきました。ここって、かなり、危険な場所なんじゃね(;´∀`)?足元は岩だらけで全部ナナメ、手すりも柵もない、そしてなにより人がいない。。。東尋坊もそれなりに危険な岸壁でしたが、万が一転んだり落ちたりしたらすぐに誰かが救助してくれるであろうと思えるほど人の目がありました。しかしこの場所ではそんな期待は出来そうにありません。そう考えると一気に怖くなってきました。景色のあまりの素晴らしさに警戒心が薄れてしまっていたようです。いつまでも眺めていたいと思う気持ちもありましたが、安全第一でこの場を去ることに。

来た時とは違う小道を発見したのでそちらから森に向かいます。
雄島 北部09
小道

雄島 森06
森再訪。

森を抜けると再び海と岩のコラボレーション祭り。
雄島 西部01
地獄のような岩石の中に咲く小さな花。風に揺れるその姿は大きな海にさえ負けない何かを感じさせます。

渡ってきた橋は島の東側にあり、「磁石岩」は島の北部にあります。ここら辺は島の西側にあたり、半分ほどきたところでしょうか。

雄島 西部02
あいかわらずのイカツイ岩ども。ほんと見てて飽きないです。

雄島 西部04
海を見ながら島の西側を南に向かって歩いて行きます。暑い!飲み物を持ってきて正解でした。

雄島 灯台
雄島の灯台

雄島 西部03
岩と海と花を見ながら一休み。アクエリアスうめぇー!

島南部に到着すると再び特大絶壁が
雄島 南部01
寝っ転がると体が痛い(;・∀・)

雄島 南部02
釣りしてる(; ・`д・´)!
ぼくは釣りをしないのでよくわからないのですが、あんな高いところから釣り糸を垂らして魚釣りなんて出来るものなんですね。釣り好きにはたまらないポイントなのかもしれません。

雄島 南部03
別の方向を見ると、これまた趣の違う岸壁。まったく魅せてくれるぜ雄島さん。心ゆくまで海と岩と森と空を堪能し、最後に訪れたのは「大湊神社」。

雄島 神社
本来入島直後に訪れて、島の神にご挨拶すべきだったのでしょうがまあいいや。挨拶遅れてすまんね神よ。この島はサイコーだったよ。

雄島 リング
そして無事スタート地点に戻り、鳥居の近くにあった真四角のリングのようなコンクリートの塊の上から、海や「雄島」の姿を最後にじっくりと眺めます。

雄島 リング3

雄島 リング2

見れば見るほど奇妙な島だ。とても小さな島ですが、そのおかげで気楽に足を運べるお手軽さが良いと思います。景色は最高だし運動にもなるし無料だしと完璧です。やはりこういうところに定期的に訪れて、色々と感じたり考えたりすることは良いことです。ありがとう雄島よ。その美しさと力強さと不思議具合。100点!

来た時渡った橋を戻り、駐車場にあるお食事処でおろし蕎麦を注文しました。冷たい蕎麦にめんつゆと大根おろしとかつお節が大量に乗っかったシンプルなもの。いとうまし!いと!うま!し!

こうして無事、最終目的地である「雄島」観光を終えたわけですが、福井県で高速を降りてから、この場所に来るまでの道中で気になる場所を発見していました。お次はそこに行ってみようと思います。 

続く!
次回 「不死鳥」
ワンダーランド

絶景 絶壁 ダメ絶対


~旅行2日目~
ホテルで目が覚めると見事な快晴。金沢から東尋坊までは高速道路を使って1時間半といったところです。渋滞も無く、快適ドライブの末あっという間に到着しました。観光客で賑わう駐車場から数分歩くと、遂に目的の海が見えてきました。

崖っぷち09
良い賑わいっぷりだ(‘∀‘)

そしてすぐにお目当てのお岩さん。
崖っぷち00
うっひょー!(・∀・)
予想通り素晴らしい景色が広がっています。真っ青な空と海に加え、重厚で奇妙な形のごっつごつの岸壁。こんなん見たことない。

そして今回注目すべきはやはり「絶壁」。他の海岸とは明らかに姿の異なる岩石によって作られるその壁は、美しくあると同時にどこか人を寄せ付けない厳しさを漂わせています。しかしここは観光地。とくと見させてもらおうかその絶景を!

崖っぷち01
うーわ。怖い( ゚Д゚)!
足元は歩きづらく、海風も強い。これは高所恐怖症の人なら間違いなく足がすくむでしょう。ぼくも自然と重心を低くせざるを得ません。

崖っぷち05
ぐわー!!( ゚Д゚)いやちょっと待ってほんとぐわー!!( ゚Д゚)

崖っぷち02
割れる割れる!!(; ゚Д゚) (割れません 多分)
今にもパッカリいきそうな亀裂の入った岩がもうぐわー!!(; ゚Д゚)

崖っぷち06
でっかい恐竜のウロコみたいだ(; ・`д・´)

崖っぷち07
柵も何もないので、ぐわぐわ言いながらすごいへっぴり腰で岩や景色を眺めます。

しかしなんとも奇妙な形の岩石です。大昔の火山活動によって噴き出たマグマが冷え固まり、日本海の波や風でその姿が地表に現れた珍しい地形だそうで、このタイプのものがこのスケールで見られるのは世界でも3カ所ほどだそうです。地質学的にもとても貴重なものみたいですね。こんなにも凄い景色がお手軽に見れて本当にラッキーです。ちなみに「東尋坊」とは昔のお坊さんの名前だそうです。とても悪い人で、その怪力で悪事を働きまくった破戒僧だったとか。ある日我慢出来なくなった他の坊さんたちが、この東尋坊を崖の上に呼び出して酒盛りを始め、酔いつぶれたところを突き落として殺した場所なのでその名を取って「東尋坊」となったそうです。予想外にオソロシイ由来だったので驚いてしまいました。もっとハッピーな物語にすり替えてもいいんじゃ?まあ遥か昔からの伝承ならば仕方ありません。悪いことはしちゃダメってことですね。怖くもあり美しくもある景色を眺めているとスピーカーから遊覧船の案内が聞こえてきます。30分ほど船に乗って、海からの景色をガイド付きで鑑賞できるようです。

遊覧船チケット
早速乗船!

待ち時間は最大で15分ほどなので、気軽に乗ることが出来ます。海側からしか見れない景色もたくさんあるのでとても楽しいです。

船から01
窓を開けると海風が。やっぱ船はいい!

船から02
やっほーい( `ー´)ノ

崖っぷち03
大池と呼ばれる入江を海面上から見上げます。

崖っぷち04
テトリス下手か!

景色の美しさもさることながら、ガイドさんのトークもとても楽しいものでした。

ガイド「ここは要するに坊主が坊主を突き落としたところです。」

乗客 「ぶはははは」

ガイド「あの岩石はとても硬いので崩れ落ちそうに見えてもそうそう落ちません。たまに落ちてくるのは人間サマくらいのものです。」

乗客 「ぶはははは」

ガイドさんめ、面白いじゃねえか(; ・`д・´)軽妙な語り口でブラックなジョークを連発してきます。他のガイドさんもそうなのか、ぼくの乗った船のガイドさんが特別だったのかはわかりませんが、最後は乗客の皆さんから拍手喝采をあびていました。遊覧船は非常におすすめです。

お次は東尋坊タワーに向かいます。
東尋坊タワーチケット

東尋坊タワー
テトリス下手か!

エレベーターであっという間に展望室に到着。そこまで高くないタワーなので、登ったところで風景がより良く見えるという印象は感じませんでした。まあせっかく来たなら登っておきますかくらいの感じです。むむ。。。

汚点01
ほほう。。。これまでこういう系に何かを記したことはありませんが、折角だから足跡を残していくとするか。

汚点02
旅の足跡?爪痕??汚点???を残しておきました。この絵を見た人が困惑の表情を浮かべるのを想像すると愉快な気持ちになります。

こうして東尋坊を一通り見て回り、悪僧にビシッと物申し、その素晴らしい景色を楽しませてもらいました。お土産屋さんやお食事処も沢山あり、とても楽しい観光地です。ぜひ多くの方に生でこの絶景と恐怖を味わっていただきたいですね。

すでに足がガクガクですが、実は今回の旅の最終目的地はここではないのです。より深く、より静かにこの海を堪能できる場所がここからほど近い無人島にあることを、あらかじめ調べていました。

その「真の目的地」とは。。。

続く!
次回「雄島へゴー」
崖っぷち08

ドキドキ!課外授業


~旅行1日目の続き~

金沢に着くと同時にホテルを手配しました。行動が制限されるのが嫌なので、いつも直前で宿泊場所を決めています。無事に車と荷物をホテルに置いて、金沢の街を散歩します。流石は北陸一の観光都市。多くの人で賑わっています。夕暮れ時の繁華街付近をフラフラ歩いていると妙な建物を見つけました。

東尋坊07

なんかかっこいいぞ(*‘∀‘)

石川四高
近くの掲示板によると昔の学校の資料館のようなものらしいです。ゴールデンウイーク期間は21時までで見学できるらしいので覗いてみることにしましょう。ちなみに館内は写真撮影不可の場所が所々ありますのでご注意を。

洋館レコード
建物の中は当時の内装を再現していたり、様々な展示物があったりといった感じです。

洋館want you
ウォンチュー!

洋館 和太鼓
お、でっかい和太鼓がある。ここは一発景気良く叩いてみるかとバチを手に取って構えてみましたが、よく見ると小さく注意書きが。

洋館 和太鼓 拡大2
えー、、、、?

もう触っちゃいましたけど。。。てゆーかこんなん誰でも触るし叩くでしょう。もう少し大きく書いておくれ。そっとバチを元の場所に戻してこの場を去ります。しかし誰もいないな。19時過ぎということもあり、見学をしている人は全くいません。たまに見かけるのは警備員の人のみ。とても静かで、コツコツという自分の足音が異様に大きく聞こえます。
洋館 廊下
・・・怖いんですけど(; ・`д・´)

まるでバイオハザードの洋館の中を歩いているようです。

今にもゾンビ犬が窓をブチ破ってきそうな雰囲気のある廊下を歩いていると、、、
洋館 廊下ゾンビ
ぬっ。。。

ぼく「(; ・`д・´)!(ぎゃあ!)」

たまに遭遇する警備員さんの歩みがとてもゆっくりで、音もなく現れるのでとてもスリリングです。

洋館教室
当時の教室を再現した部屋。
ここは多目的利用室となっており、申し込みをすれば有料で使用できるみたいです。今は誰も使っていないみたいなので一番後ろの廊下側の席に着席。

照明は非常に明るく灯っていますが、誰もいない無音の教室、レトロな古めかしい机、窓の外の暗闇・・・。

・・・怖いんですけど(; ・`д・´)

洋館 月
日もすっかり落ちて外は真っ暗になっているので、そろそろ下校しよう。

訪れた時間帯のおかげもあってか、とても静かに見学することができました。タイムスリップをしたような不思議な気分になることができ、当時の雰囲気や歴史や文学に興味のある人にはとても楽しく学べる場所だと思います。無料ですのでお近くにお寄りの際は是非覗いてみてください。

再び金沢繁華街を散策していると、街中に突如現れるミニ神社。
金沢ミニ神社

神や仏に用は無い。(そう、この時は、まだ。)

そんなものより腹が減った。
金沢 細いうどん
細うどん
熱々の細いうどんに出汁がかかっていて、卵をまぜまぜして食べます。つるっつるの細いうどんがもちもちの弾力でいとうまし!('Д')その後居酒屋で一杯飲んでホテルに戻りました。今日の運転疲れを回復するため早めの就寝です。明日は福井で奇麗な海を見る予定です。そのために今日は海をあまり見ないでここまで来ました。天気も晴れの予報なので楽しみです。待っていろ生臭坊主。

続く!
次回「海と岩石」
東尋坊 看板

北陸の破戒僧

ゴールデンウイーク直前の金曜日、逃げるように会社から去り、見事黄金週間突入です。さらばだ現実。さて、どこ行こう?
以前の記事でも書きましたが、どこに行くかを決めるのが一苦労です。まあとりあえず海が見たい。いつものパターンですが、奇麗な海を眺めて癒されなくてはなりません。これまで結構たくさんの奇麗な海を見てきました。青森県の大間崎、秋田県の男鹿半島、新潟県の笹川流れ、石川県の千里浜、能登半島、沖縄、佐渡島、、、、どこも素晴らしい所です。海外と北海道と四国と九州には行ったことがありませんね。無計画なぼくはふらっと行ける範囲で旅行するのが好きなのです。しかしいずれは行かなくては、待っておれ遠くの土地よ。

今回選んだ場所は福井県の「東尋坊(とうじんぼう)」。なんでもここには有名な断崖絶壁があるらしく、様々な映画やドラマの撮影にも使われたとか。ここでしか見ることの出来ない珍しい形状の岩石がゴロゴロしているそうで、とても良いところだそうです。自殺の名所というネガティブな側面もあるそうですが、とても見に行きたくなってきました。というわけでプチ旅行記事を作成しようと思います。今回の旅を一言でまとめるとするなら、「恐怖」といったところでしょうか。

~旅行1日目~
起床後部屋の掃除をしつつ、ダラダラと準備をします。バッグに着替えを詰め込むだけの準備は五分で終わりました。
初日は石川県の金沢を目標にしよう。魚と山菜がとても美味しい所です。

いざ出陣!( ・`д・´)

午前10:30頃出発し、北関東自動車道に乗り一路西へ。やはり田舎の高速道路はとても気持ちが良いです。渋滞も無くスイスイ進み、移動そのものが楽しいですね。とはいえ安全第一を忘れてはいけません。慣れない道を長い時間走る時はなおさら慎重にいかなくては。それにしても本当に天気が良くて最高のドライブ日和です。青く爽やかな空、眩しく輝く緑の山々、涼しい風、お気に入りの音楽、コーヒーとタバコ、エンプティランプ、、、エンプティ!?(; ・`д・´)ヤバイ、間抜けな事にガソリン入れるの忘れてた!いつもと違うICから高速に乗ったからか、まさかの給油忘れです。まあいい次のサービスエリアで給油しよう。

カーナビ 「IC・・・PA・・・JCT・・・」

むう、、、ぼくのカーナビは三つ先の通過点まで教えてくれるのですが、、、

カーナビ 「PA・・・IC・・・IC・・・」

一向にSAの文字が現れません。こりゃイカン、高速道路上でガス欠なんてもっての外です。やむを得ず高速を降りてガソリンスタンドを探すことに。しかし下道に降りてウロウロするもスタンドが見つかりません。普通ICのすぐ近くにあるはずなのに。。。スマホやナビで探すのもめんどくさい。ここはコンビニでも行って聞いてみるか。

ぼく「タバコの○○番一つ」
店員「はい。」
ぼく「それと最寄りのガソリンスタンド教えて欲しいんですけど。」
店員「はい。」

わお。タバコを手渡すのと同じ速度で一枚の紙を手渡されました。 

東尋坊01

ぼくと同じおっちょこちょいが沢山いるのでしょう。しかしそのおかげで助かりました。今度こそ一路西へ!

東尋坊02
ここら辺で一休み。

東尋坊03
雲一つない青空。

東尋坊04
ほほう。。。興味ない('ω')

さらに進んで二休み。

東尋坊05

そしてついに金沢市に到着!運転6時間は流石に疲れました(; ・`д・´)
東尋坊06
我が宇都宮よりずっと大きくてにぎやかな街です。外国人観光客もたくさんいて活気に満ち溢れています。食べ物もおいしく、たくさん見所のある素晴らしい観光都市ですね。明日は福井を目指す予定なので、滞在するのは今夜だけ。なんかもったいない気もしますがまあいいさ。少し街中を散歩しておくか。

むむ?
東尋坊07
なんだあの怪しい洋館は。。。

続く!
次回、「なんか怪しい洋館」

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