そうだ、車屋さん行こう。
以前の記事で書きましたが、ぼくの車がそろそろ買い替え時を迎えています。今日確認したところ、走行距離が17.4万キロ。十分使っただろう。色々とガタがきており、部品の交換時期も迫ってきています。古い車なので真面目に全部替えるととんでもない額になりますね。燃費も悪いし税金も高い。さすがに重い腰を上げて車選びをしなくてはならないといったわけです。そしてこれも前回書きましたが、とんでもなくカッコイイ車「ロードスターRF」という車種が気になっています。二人乗りのオープンカーでスポーツカー。もうロマン以外の何物でもないこの車の造形があまりにも美しい。車に疎いぼくにとって、見た目は非常に重要な要素です。ブンブン飛ばすわけでもないし、人を大勢乗せる機会もほとんど無いし( ;∀;)
とにかく百聞は一見に如かず。
ディーラーへゴー≡ヘ(*゚∇゚)ノ
しかしカーディーラーって入りづらいですよね(;'∀')。妙な高級感あるわ。
店員さん「いらっしゃいませ。」
ぼく 「車を見せて頂きたいのですが。」
店員さん「ありがとうございます。どういったお車をお探しで。」
ぼく 「ロードスターっていう車です。」
「っていう車」って!八百屋にきて「大根っていう野菜下さい。」と言っているような違和感を自らの言葉から感じます。正直言って緊張していました。しかし残念ながらこのお店にはお目当てのモノが来週にならないと無いとのこと。今は別の店舗にあるそうで、そこを教えてもらいました。カタログももらえてありがたし。とても丁寧で素敵なスマイルの店員さんでした。


カタログの写真
めっちゃかっけえな('Д')
ぼくはマシーングレーというスペシャルなカラーが好みなのですが、赤もすごくイイ。ぼくが気になっているのはこれのハードトップタイプです。屋根が幌ではなく金属の電動式のヤツ。まあ写真ではなく実物を見るのが今日の目的。教えてもらった店舗まで移動します。
2店舗目に到着
店員さん「いらっしゃいませ。」
ぼく 「車を見せて頂きたいのですが。」
店員さん「ありがとうございます。どういったお車をお探しで。」
ぼく 「ロードスターです。」
フフフ。もうディーラーでの振る舞いをマスターしたぜ('∀')しばらくすると早速実車のところまで案内してくれました。
実物かっけー!そして思ってたよりでかい!幅1,735㎜の全長3,915㎜ですが、高さが低いのでそう見えるのか?高級感あるわ。
店員さんが早速運転席のドアを開けてくれます。え?座っていいの?的な心中を悟らせないようお礼を言って乗り込みます。
ほほう。。。
懸念していたことの一つが居住空間の居心地です。二人乗りのスポーツカーなので、当然今の車より狭くなります。身長が185センチのぼくにとっては窮屈と感じるか否かがとても心配でした。その座り心地は。。。うむ!悪くない!今の車より狭いのは揺るぎない事実ではあるものの、そこまで気にならない。脳天と天井の間は握りこぶし0.5個分といったところでしょうか。そして第二の懸念点、クラッチ操作できるのか。長年オートマに乗ってきたぼくですが、スポーツカーに乗るならマニュアルの方が楽しかろうと思っています。しかしスポーツカーのマニュアルは操作経験なし。てゆーかスポーツカー自体ほとんど乗ったことなし。
ふむ、どう考えてもハンドルに足あたらないかこれ?と思ったのですが、この車はハンドルの位置を上下と前後に調整できます。それを駆使してペダル操作をテストしてみたところ、まあ若干当たる。しかし操作不能ということは全然なくこれもクリアと言えるレベル。むしろ操作しやすい予感すらします。そして電動の天井オープンも見せてもらい、非常に楽しい見学でした。
ぼく 「これは運転したら楽しそうですねー」
店員さん「ぜひ一回りしてきましょう。」
ぼく 「うん?(;'∀')」
まっておくれ店員さん、そんなつもりで言ったんじゃないんですよ?教習所くらいしかマニュアル乗ったことないのにいいんですか?
店員さん「大丈夫ですよー準備しますね(‘∀‘)」
マジすか(; ・`д・´)マニュアル車の運転が出来るのか?というのも大きな懸念事項であり、友人の軽トラで練習しようとさえ思っていました。試乗って予約とか要らないんだ。
ぼくがアンケートの記入と免許の提示をしている間に素早い動きで車を準備してくれる店員さん。突然の試練に戸惑いましたがまあなんとかなるだろう。天気も良いのでオープンにしてライドオン。
ぼく 「えーっと。クラッチ踏んでブレーキ踏んで・・・ポチッ」
エンジンのボタンをポチッと押すと、フォーン!と自動で一フカシされます。うるさ過ぎることもなく良い音です。そしてサイドブレーキをおろし、恐る恐るクラッチを繋いでいくと、スィ~っという感じで車が前進しました。
ぼく 「めっちゃ軽い(; ・`д・´)!」
なにこの滑らか発進!すごく動かしやすい!そのまま公道に出て、シフトチェンジ。発進時はとても緊張しましたが、走り出してしまうと感覚がすぐに蘇ってきました。シフトレバーの操作が凄く滑らかで、カコン、カコンと気持ちよく目的の位置に入ってくれます。クラッチの接続もやりやすく、初心者にしてはショックが少ない走行が出来たと思います。車高に伴って目線も低く、速度を上げなくてもスピード感を感じます。座席と後輪がかなり近いですが、路面の凹凸が気になることはありませんでした。所謂スポーツカーの硬い乗り心地というものは感じませんでしたね。
たのっしぃー(*‘∀‘)!!
はっきり言ってめちゃ楽しい。すごく簡単に両手足を使って車を操作している感覚を味わうことができます。オープン状態ですが風の巻き込みはほとんど無く、普通に会話できるレベル(高速道路ではわかりませんが)。メーター部には現在の速度に適正なギアを表示してくれる機能があり、ぼくのようなマニュアル初心者にはかなり助かります。この楽しいドライブのおかげで、懸念事項であったマニュアル操作については完全にクリアになりましたね。てゆーかもう欲しいよコレ。クレ(゚Д゚)!
無事試乗を終え、駐車や乗り降りもやってみました。乗り降りはさすがに車高の低さに慣れる必要があると思いますが、まあ別段問題ないでしょう。
その後簡単な見積をしてくれるとのことで、ありがたくお願いすることに。なにしろこれが最大最後の懸念事項。とにかくお値段がお安くない(; ・`д・´)こればっかりは実物を見ると意外と安いね!とはなり得ません。ネットで見ようが見積書で見ようが数字は数字です。本格的な商談という雰囲気ではないので、スタンダードなオプションをそれなりにつけてはじき出されたそのお値段は。。。
409マンエンナリマジスカ(;'∀')
乗り出し価格となるとここまでいくのか。。。オプションの厳選もしていないし値引き交渉もしていないので、もう少し何とかなるかとは思いますが近しい数字になるでしょう。とても素晴らしい車だったので高いと言う気はありませんが、インパクトのある数字であることもまた事実。とりあえず今の車の車検まで一年以上あるしゆっくり検討だな(´・ω・`)
しかし突然行ったにも関わらずすごく丁寧な対応をしてもらえたことが嬉しかったです。とても楽しいしコーヒーも無料で飲めるので色んな車を試乗して検討するのもアリかもしれませんね。
・・・1万回くらいここでコーヒー飲むという手もあるな('Д')